Quelコーチング利用規約(生徒の方向け)

第1章 総則

第1条 (総則)

  1. 本規約は、Quel株式会社(以下「当社」といいます。)が定める規約であり、生徒(第2条第4項に定義します。)が本サービス(第2条第1項に定義します。)を利用するにあたり必要な条件を定めたものです。
  2. 生徒は、本規約及び当社が別途定めるQuel利用規約(第2条第2項に定義します。)を確認し、いずれの内容にも同意した上で本サービスを利用するものとし、本サービスの利用中においても本規約及びQuel利用規約(以下、総称して「本サービス関連規約」といいます。)を遵守するものとします。本サービス関連規約に同意できない場合には、本サービスを利用することはできません。
  3. 第3条の規定に従って本サービス関連規約の内容に同意した生徒が本申込(第3条第4項で定義します。)を行い、利用登録が完了した時点で、当社と生徒との間で、本サービス関連規約の諸規定及び本申込の内容に従ったサービス利用契約(以下「本サービス利用契約」といいます。)が成立します。

第2条 (定義)

  1. 「本サービス」とは、当社が生徒に対して、本アプリケーション及び外部アプリケーションを通じて提供する、学習サポートサービスをいいます。
  2. 「本アプリケーション」とは、本サービスの提供のために当社が提供するアプリケーションソフト「Quel」をいいます。
  3. 「外部アプリケーション」とは、本サービスの利用のために使用する当社以外の第三者が提供しているアプリケーションソフトをいいます。
  4. 「生徒」とは、第3条第2項に基づき本サービスの利用登録を完了した者をいいます。
  5. 「コーチ」とは、当社と提携して、本サービスにおいて生徒の学習計画の確認や進捗管理等を通じて、生徒の学習をサポートする者をいいます。
  6. 「利用料金」とは、生徒が当社に対して支払う本サービスの利用の対価をいい、入会金及び月額サービス料で構成されます。

第2章 利用登録

第3条 (利用登録)

  1. 本サービスの利用を希望する者(以下「利用希望者」といいます。)は、本サービス関連規約を確認し、その内容に同意した上で、当社所定の方法に従い、必要な情報(以下「登録情報」といいます。)を当社に提供することにより、本サービスの利用の仮申込を行うことができます。
  2. 当社は、前項の申込があった場合、外部アプリケーションその他当社所定の方法により、利用希望者から、コーチの選定等のために必要な情報をヒアリングします(以下「初回ヒアリング」といいます。)。当社は、初回ヒアリングの実施のため、前項に基づき提供された利用希望者のメールアドレス宛に初回ヒアリングに係る情報を送付し、実施予定日時を調整します。事前の連絡なく、利用希望者が参加しないまま実施予定日時を15分経過した場合には、前項の申込はキャンセルとみなします。
  3. 当社は、前項の初回ヒアリング後、外部アプリケーションその他当社所定の方法により、利用希望者と学習計画の提案等のために面談を行います(以下「初回面談」といいます。)。当社は、初回面談の実施のため、第1項に基づき提供された利用希望者のメールアドレス宛に初回面談に係る情報を送付し、実施予定日時を調整します。事前の連絡なく、利用希望者が参加しないまま実施予定日時を15分経過した場合には、第1項の申込はキャンセルとみなします。
  4. 利用希望者は、前項の初回面談後、本サービスの利用を希望する場合には、第1項に定める仮申込と別に、改めて当社所定の方法に従い、契約期間を決定し、利用料金等を確認した上で、本サービスの利用を申し込むことができます(以下「本申込」といいます。)。当社は、本申込を確認した後、利用希望者による本サービスの利用可否について審査し、当該利用希望者の登録を認める場合には、本申込を承諾し、当該利用希望者について利用登録を行います。また、当社は、当該利用者が会員アカウント(Quel利用規約第3条第2項と同一の意義を有します)を保有していない場合には、利用登録を行うと同時に、会員アカウントを発行します。
  5. 当社は、利用希望者が以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、本条に定める利用登録を拒否することがあります。当社は、かかる拒否理由について一切開示義務を負いません。
    1. 当社に提供した登録情報の全部又は一部につき、虚偽、誤り又は記載漏れがあった場合
    2. 未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、補佐人又は補助人の同意等を得ていなかった場合
    3. 反社会的勢力等(第17条に定義する)である、又は資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らの交流若しくは関与を行っていると当社が判断した場合
    4. 過去当社との契約に違反した者又はその関係者であると当社が判断した場合
    5. 第12条第2項に定める措置を受けたことがある場合
    6. その他当社が登録を適当でないと判断した場合

第4条 (未成年者による本サービスの利用)

  1. 未成年者が本サービスを利用する場合、前条第1項及び第4項に定める申込を含む本サービスの利用に関する一切の行為につき、親権者等の法定代理人の同意を得た上でこれを行うものとします。
  2. 当社は、未成年者が、前項に定める法定代理人の同意がないにもかかわらず同意があると偽り又は虚偽の登録情報を提供すること等により自らが成年であると偽って本サービスを利用した場合、その他行為能力者であることを信じさせるため詐術を用いた場合、本サービスの利用に関する一切の行為の取消しに応じません。
  3. 本規約の同意時に未成年者であった利用希望者が、成年に達した後に本サービスを利用した場合、未成年者であった間になした本サービスの利用に係る一切の法律行為を追認したものとみなします。

第5条 (個人情報の利用目的)

当社は、個人情報及びそれに類する情報を、「プライバシーポリシー」に基づき、適切に取扱います。

第6条 (登録事項の変更)

  1. 生徒は、本サービスの利用に際して、登録情報を当社に提供する場合は、真実かつ正確な情報を提供するものとします。
  2. 生徒は、登録情報に誤りがあった場合又は変更が生じた場合、自己の責任において、速やかに登録情報を修正又は変更するものとします。登録情報の内容に虚偽、誤り又は記載漏れがあったことにより生徒に損害が生じたとしても、当社は一切責任を負いません。

第7条 (連絡)

  1. 当社は、生徒に対して連絡を行う場合、登録情報として提供されたメールアドレスへの電子メールの送信又は本アプリケーション又は外部アプリケーション内での通知により行います。
  2. 電子メールによる通知は、登録情報として提供されているメールアドレスに当社が電子メールを送信した時点で効力を発するものとみなします。
  3. 本アプリケーション又は外部アプリケーション内での通知については、各アプリケーションにおける生徒のアカウントに対して通知を送信した時点で効力を発するものとみなします。

第3章 本サービスの利用

第8条 (本サービスの利用)

  1. 生徒は、本アプリケーション又は外部アプリケーションを利用して 、自身の学習の進捗等について、本サービス利用契約で定められた所定の頻度で、コーチの確認・指導等を受けることができます。
  2. 生徒は、本アプリケーション又は外部アプリケーションを利用して、前項に定めるサービスの内容や本サービス利用契約の更新等について、少なくとも本サービス利用契約で定められた所定の頻度、当社と面談することができます。
  3. 生徒は、Quel利用規約第9条に定めるサービスを、本サービス利用契約で定められた所定の頻度を上限として、 Quel利用規約に従い、無償で利用することができます。

第9条 (利用料金)

  1. 生徒は、本サービスを利用するにあたり、当社が別途定める入会金及び月額サービス料を支払う必要があります。なお、本サービスの利用に当たり必要となる教材費、模試等の受験費用等の費用は生徒が別途負担する必要があります。
  2. 生徒は、前項に定める入会金及び月額サービス料を、当社が別途定める支払期日までに、当社が別途定める方法により支払うものとします。
  3. 当社は、前項により支払われた入会金について、第16条に基づき本サービス利用契約が解約され、又は第17条に基づき生徒が退会した場合であっても、返金しません。前項により支払われた月額サービス料については、本サービス利用契約の解約日に応じて計算した所定の金額を返金します。

第10条 (禁止行為)

生徒は、本サービスを利用するにあたり、Quel利用規約第12条第1項に定める禁止行為を行ってはならず、当該禁止行為の一に該当する行為を行った場合は、同条第1項乃至第3項を準用します。

第11条 (知的財産権)

  1. 本サービス上の又は本サービスに付随する一切のテキスト、画像、映像、音楽、ロゴ、サービス、及びプログラム等の情報に関するノウハウ、著作権、意匠権、商標権、特許権、実用新案権及び不正競争防止法上の権利(意匠登録を受ける権利、商標出願によって生じた権利、特許を受ける権利及び実用新案登録を受ける権利を含みます。以下「知的財産権」といいます。なお外国におけるこれらに相当する権利及び将来法令の改正等により生じるこれらに類する権利も知的財産権に含むものとします。)並びにその他の権利は、当社又は当社にこれらの権利の使用、利用若しくは実施を許諾した第三者に帰属します。
  2. 本サービスの利用に際して、生徒が作成し、本アプリケーション又は外部アプリケーションにアップロードした表現物(第8条第3項に定めるサービスにおいて作成した質問文を含みますがこれに限りません。)に関する知的財産権は、第三者に帰属するものを除き、これを作成した生徒に帰属します。
  3. 生徒は、本サービス利用契約が終了したか否かを問わず、当社に対し、前項に定める表現物について、当社及び当社の許諾する第三者が、本サービスの円滑な提供、利用促進、サービス改良、広告・宣伝に必要な範囲内で、無償かつ非独占的、永続的に使用、利用(利用目的に照らして必要な限度の改変を含みます。)及び実施等をすることを許諾します。
  4. 生徒は、当社及び当社の許諾する第三者に対し、前項に定める許諾の範囲内での使用、利用又は実施等に関して、著作者人格権を行使しないものとします。

第4章 本規約・本サービスの変更等

第12条 (本規約の変更)

  1. 当社は、当社の判断において、生徒の承諾を得ることなく、いつでも本規約の内容を変更することができます。
  2. 当社は、本契約を変更する場合、一定の予告期間を定めて、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びに効力発生時期を、その他当社が適当と判断する方法により、生徒に通知します。

第13条 (本サービスの変更、中断、中止及び終了)

  1. 当社は、本サービスの運営のため合理的に必要な範囲内で、生徒に対する事前の通知なしに、本サービスの内容の全部若しくは一部を変更し、又は本サービスの提供を中止若しくは終了することがあります。
  2. 当社は、以下のいずれかの事由が生じた場合、生徒に対する事前の通知なしに、一時的に本サービスを中断し、又は本サービスを終了することがあります。
    1. 本サービス用設備等の保守・メンテナンスを定期的又は緊急に行う場合
    2. 地震・洪水・津波等の天災、火災・停電その他の不盧の事故、戦争・紛争・動乱・暴動・騒乱・労働争議等により本サービスの運営の継続が困難となった場合
    3. その他、運営上又は技術上の理由により、合理的な必要がある場合
  3. 当社は、本条に基づく本サービス内容の変更、中断、中止又は終了によって、生徒及び第三者に生じた損害については、当社の責めに帰すべき事由ある場合を除いて、一切の責任を負いません。

第5章 一般的規定

第14条 (権利譲渡等の禁止)

  1. 生徒は、当社の書面による事前の承諾がある場合を除き、本サービス利用契約に基づく権利若しくは義務又は本サービス利用契約上の地位について、第三者への譲渡、貸与、担保設定その他一切の処分をしないものとします。
  2. 当社が、本サービスに係る事業を第三者に譲渡し、又は当社が消滅会社若しくは分割会社となる合併若しくは会社分割等により本サービスに係る事業を包括承継させたときは、当社は、当該事業譲渡等に伴い、本サービスに関する本サービス利用契約上の地位、権利及び義務並びに登録情報その他の生徒に関する情報を当該事業譲渡等の譲受人又は承継人に譲渡することができるものとし、生徒は、予めこれに同意するものとします。

第15条 (反社会的勢力等の排除)

  1. 生徒は、本サービスの利用にあたり、自らが次の各号に記載する者(以下、「反社会的勢力等」といいます。)に該当せず今後も該当しないこと、及び反社会的勢力等との間で社会的に非難されるべき関係を持っておらず今後も持たないことを表明し、保証します。
    1. 警察庁「組織犯罪対策要綱」記載の「暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団等」その他これらに準ずる者
    2. 不適切な資金や便宜を供与したり、不正の利益を図る目的で利用したりするなど、前号に記載する者と人的・資本的・経済的に深い関係にある者
  2. 生徒は、自ら又は第三者を利用して、次の各号に記載する行為を行わないことを当社に対して確約します。
    1. 詐術、暴力的行為又は脅迫的言辞を用いる行為
    2. 違法行為や不当要求行為
    3. 業務を妨害する行為
    4. 名誉や信用等を毀損する行為
    5. 前各号に準ずる行為

第16条 (解除等)

  1. 当社は、生徒が次の各号のいずれか一つにでも該当したときは、何らの催告を要せず、生徒に対する通知により、本サービスの利用の一時停止若しくは制限、又は本サービス利用契約を解除することができるものとします。
    1. 本規約又はQuel利用規約の条項に違反した場合
    2. 当社に提供された情報の全部又は一部につき虚偽の事実があることが判明した場合
    3. 死亡し又は後見開始、保佐開始若しくは補助開始の審判を受けた場合
    4. 支払停止若しくは支払不能となり、又は破産手続開始、民事再生手続開始若しくはこれらに類する手続の開始の申立てがあった場合
    5. 未成年者、成年後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであって、法定代理人、後見人、保佐人又は補助人の同意等を得ていないことが判明した場合
    6. 当社からの問い合わせその他の回答を求める連絡に対して14日又は別途当社が指定した期間を超えて応答がない場合
    7. 前条第1項に定める表明保証が真実・正確でないことが判明した場合又は同条第2項に定める確約に違反した場合
    8. コーチや当社との面談等の無断欠席を繰り返し、又はコーチに対する誹謗中傷を行うなど著しく不適切な行為を行い、当社が本サービスを提供することが困難と判断した場合
    9. その他前各号に類する事由があると当社が判断した場合
  2. 生徒は、前項各号のいずれかに該当したことにより、当社に損害が生じた場合には、当該損害を賠償しなければならないものとします。
  3. 当社は、本条に基づき当社が行った行為により生徒に生じた損害や不利益について、当社に責めがある場合を除き、一切の責任を負わないものとします。

第17条 (退会)

生徒は、退会を希望する場合、退会を希望する日の14日前までに、当社所定の方法により当社に対して退会の申入れを行うことにより、本サービス利用契約を解約することができます。

第18条 (損害賠償)

生徒は、本規約の定めに違反した場合その他生徒の責めに帰すべき事由により当社に損害を与えた場合、当社に対し、当社が被った損害を賠償するものとします。

第19条 (免責)

  1. 本サービスを利用するために必要なハード・ソフトウェア等及び通信手段の整備並びにコンピューターウィルスの感染防止、不正アクセス及び情報漏洩の防止等の対策は、生徒の負担と責任において行うものとし、これらの利用環境に起因して生徒に何らかの不利益又は損害が発生した場合であっても、当社は、これらに対する補償・賠償は一切行いません。
  2. 当社は、生徒が本規約等に違反した場合又は生徒が当社指定の手続きを行わなかった場合に当該生徒又は第三者が被る損害について、当該生徒の故意過失の有無にかかわらず、当社の責めに帰すべき事由ある場合を除き、一切の責任を負いません。
  3. 生徒は、自身による本サービスの利用に関して、他の生徒や第三者から問合せ及びクレーム等があった場合、又は第三者に対する問合せ及びクレーム等を行った場合ついて、自身の責任と費用をもって処理解決するものとし、当社は一切の責任を負いません。
  4. 当社は、本サービスに関するシステム障害、通信障害、停電、火災、自然災害、戦争、内乱、暴動、労働争議等の発生により本サービスの正常な運営が不能となり、これらに起因して生徒に損害が生じた場合であっても、当社の責めに帰すべき事由ある場合を除き、一切の責任を負いません。
  5. 当社は、本サービスそれ自体、本サービスにおいて当社が生徒に対して提供する情報、本サービスにおいて生徒が記録する情報について、その内容及び表示の完全性、確実性、正確性、妥当性、有用性、会員の利用目的及び環境との適合性を保証しません。また、当社は、本サービスが第三者の権利を侵害していないことを保証しません。
  6. 生徒は、本サービスの利用に当たり、当社又はコーチの事情により、生徒の事前承諾を得ることなくコーチが変更になる場合があることをあらかじめ承諾し、これに異議を述べません。

第20条 (本規約の有効性)

  1. 本規約の各条項の全部又は一部が民法、消費者契約法その他法令に基づいて無効と判断された場合であっても、本規約のその他の規定は有効とします。
  2. 本規約の各条項の全部又は一部が、ある生徒との関係で無効と判断され、その他有効性が否定された場合であっても、他の生徒との関係では、本規約の有効性には影響を及ぼさないものとします。

第21条 (準拠法)

本規約に関する準拠法は、日本法とします。

第22条 (合意管轄)

本規約に起因し又は関連する一切の紛争については、訴額の如何にかかわらず、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

【2023年2月15日施行】

以上